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小売店を営まれているオーナー様は、現在ネット媒体での販売はどのようにされていますか?

自社ホームページを開設したり、某大手ポータルサイトへの出店をされている方が多いのではないでしょうか?

 

パソコンやスマホで簡単に物が買えるこの時代に、ネットでの販売路を開くことは必須といえるでしょう。

 

しかし、大手ポータルサイトに安易に出店すると、ほとんどのお店は利益が上がらず、

赤字になってしまう可能性があることはご存知でしょうか?

 

今回は、そんな大手ポータルサイトへの出店の怖さについてご説明いたします。

 

 

■経営悪化の1つ目の理由:競合店が多すぎる!

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ある某大手ポータルサイトを例に出しますと、ファッションのカテゴリに出店されているお店の数は、

なんと5,000店舗を超えています!

レディースファッションで約3,000店舗、メンズファッションで約2,000店舗ものお店がひしめき合っているのです。

 

もしあなたのお店が実店舗もある場合、想像してみてください。

あなたのお店の周りに5,000店舗もの競合店がある状況を・・・。

めちゃくちゃ大変そうではないですか?

ファッション店の方が、このように競合がひしめき合っているポータルサイトに出店するということは、

この他の5,000店舗の方々と戦わなければならない、ということです。

 

あなたのお店はこのポータルサイト内では、この5,000店舗のうち1店舗です。

単純に計算すると、あなたのお店が選ばれる確率はなんと0.02%しかありません。

 

つまり、ポータルサイトに参入しただけであれば、すでにその時点で「負け」がほぼ確定してしまっているのです。

 

「負け」=「経営悪化」ですよね。

 

そして、この「負け」をなんとか盛り返そうとする=「選ばれる確率を上げる」ために、

皆さんなんとか努力されますよね。

 

しかし、だいたいそれは、値引きであったり、ポイントをたくさんつけたりすることを選択せざるを得なくなり、

結局どんどん低価格店になってしまい、利益が残らない「薄利多売」状態に陥ってしまいます。

 

これではなんのためにネット媒体での販売路を開いたか、意味がわからなくなってしまいますよね。

 

 

■経営悪化の2つ目の理由:なんでも売れる=利益が上がるは大間違い!

 

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経営者の皆様であれば「ロングテール」理論はご存知ですよね?

ベストセラー商品(ヘッド部分)からマイナー商品(テール部分)までを販売数毎にグラフにしたものが有名です。

マイナーになるほど販売数は減っているけれども販売数は0ではない、といった理論です。

 

ネットでの販売が多様化することで、今までニッチでほとんどの人が見向きもしなかった商品でも、売りに出せるようになりました。

ネットであれば、そんなニッチな商品でも見つけてくれるお客様がいらっしゃるかもしれないからです。

 

そのようなネット環境によって、このロングテールのテール部分はどんどんと細く長く続くようになっています。

 

現実的には、このヘッド部分にあるベストセラー商品はほとんどの場合、大手企業が独占しているでしょう。

そして、テール部分であるマイナー商品は中小企業が販売していることが多いでしょう。

 

「販売数0ではないのだから、マイナー商品を扱っているうちでも勝算がある!」と

ロングテール理論を知った中小企業経営者はそのように考えるでしょう。

 

しかし、その勝算は大手ポータルサイトには残念ながらほとんどないと言えるでしょう。

 

そんなテール部分にある商品を、大手ポータルサイトに出品したらどうなるでしょうか?

 

当然ですが、0ではないですが販売数はほとんど0に近いでしょう。

きっとたまに売れるくらいではないでしょうか?

当然です。マイナー商品ですから。

 

1個販売できれば御の字、とはもちろん言えないですよね?

だって、販売コミッションの支払いや、在庫コストに人件費など、1つの商品を売るだけで、

多くのコストがかかっていますものね。

それらのコストを大幅に超える利益を得なければ、商売は成り立ちません。

 

そのため、ロングテール理論に従い、マイナー商品をポータルサイトに出品することは、

極めて危険で意味のないことと言えるでしょう。

 

ポータルサイト上で売上の大きいベストセラー商品のほとんどは、大手が独占してしまっているのです。

 

 

■経営悪化の3つ目の理由:バカにできない売上コミッション

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大手ポータルサイトに出店し、商品が売れると、サイト運営者へ売上コミッションを支払わなければなりませんよね?

 

売上のうち数%だからといって、甘く見ていると、必ず痛い目にあいます。

 

 

まず、某大手ポータルサイトでの売上コミッションは3.5〜6.5%といわれております。

また、カード手数料は約3.6%といったところでしょうか。

その他、アフィリエイトやポイント付与のために引かれる手数料も存在します。

 

合わせて平均6.5%ほどを、売上からサイト運営者へ支払わなければなりません。

条件にもよるとは思いますが、最大で10%もの売上コミッションを支払っているお店もあるようです。

 

これはなかなか驚異的な数字ですよね。

例えばひと月で1,000万円売り上げたとしたら、サイト運営者に引かれる手数料は平均で65万円にもなります。

 

よくよく考えてみてください。

これは「粗利」から手数料を引かれたわけではなく、

「売上」から引かれるのです。

 

上記にも挙げましたが、ポータルサイトでは薄利多売になりやすいとお伝えしました。

そんな薄利多売な上に、「売上」から65万円もの金額を差し引かれたら、どうなるでしょうか?

経費を差し引いたら、「粗利=利益」はほとんど残っていないのではないでしょうか?

 

もちろん、サイトの月額使用料の数万円もかかります。

 

売上コミッションを甘くみていると、このように意外と利益が手元に残らないのが、ポータルサイトの怖いところなのです。

 

 

いかがでしたでしょうか?

このように、ポータルサイトでは売上が上がらず、経営悪化の原因となってしまう可能性があるのです。


堅実な商売をしていくためには、安易な出店をする前に、

自分のお店にとって良い販売方法をじっくり見出す必要性があると言えるでしょう。

 

 

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