今回は、美容室向けの某大手ポータルサイトを利用して集客をしているお店が陥りやすい
「ワナ」について解説いたします。
ポータルサイトというのは、様々なお店情報が多数掲載されているホームページのことを指しますよね。
この「掲載店舗数の多さ=ユーザーにとっての選択肢が多い」点が、ユーザーにとっての一番のメリットです。
多くのお店の中から自由に行きたいお店を探せるので、ユーザーは楽ちんです。
しかし、このユーザーにとってのメリットが、お店にとってはデメリットになっていることをご存知でしょうか?
このポイントを抑えておかなければ、10年後も20年後も勝ち続けるお店にはなれません。
それではユーザーのメリットがお店のデメリットになっている点をご紹介いたします!
■掲載店舗数が多いと起こる価格競争
某大手ポータルサイトに掲載されているお店の数は本当に多いですよね。
例えば「渋谷・青山・表参道・原宿」に掲載されているお店数は500件を超えています。
もしあなたのお店がこの「渋谷・青山・表参道・原宿」にあり、某ポータルサイトに掲載していたとしたら、
必然的に他の500店舗と戦うことになります。
つまり、掲載店舗数が多ければ多いほどユーザーに比較され、
ユーザーにはより安い価格のお店に行こうと考えられてしまいます。
「うちは技術が自慢だから、価格競争なんて関係ない!」と思っていても、
残念ながらユーザーの方は美容師技術に関しては素人なので、
技術面をアピールしてもあまりピンと来ず、そのままスルーされてしまうのです。
そうしてどんどん価格の安い店にユーザーが流れ、なんとか高単価を維持していたお店も、
その値下げあるいはクーポンでの値引きの流れに勝てず、次第に低単価に設定してしまうのです。
「総美容室 総低単価」 になってしまいがちな点が某ポータルサイトの一番のデメリットといえるでしょう。
次にこの価格競争によって起こる更に怖い現象をご紹介いたします。
■価格競争をしはじめると怖い点
そうして無理をしてクーポンなどで客単価を下げるとどういったことが起きるかご存知でしょうか?
最も怖い「チェリーピッカー」の襲来です。
チェリーピッカーとは、美味しいとこ(安い価格)だけを食べて、その後はもう寄り付かないお客様を表しています。
その無理をして出した価格と、お店本来の価格は違いますよね?
一度は価格に魅力を感じ来店してくれても、その差を埋めることは難しいと思います。
その差によって「チェリーピッカー」を量産してしまい、リピート客が少ないお店になってしまいます。
これでは長期的に収益を上げることができるお店になりませんよね。
■チェリーピッカーを少なくする方法
ではこの怖いチェリーピッカーを減らし、
しっかりリピートするお客様に来店していただくためにはどうすれば良いのでしょうか?
それは、某大手ポータルサイトだけに集客を頼るのではなく、独自の集客手法を手に入れる必要があります。
独自の集客手法に必ず取り入れたいポイントは、
某大手ポータルサイトでは難しい「いかにお客様と美容室が簡単に繋がれるか」です。
現在ではFacebookを代表にSNSの普及で、これらを集客の1つとして取り入れているお店も多いと思います。
あなたのお店もFacebookを利用しているかもしれません。
あなたのFacebookの投稿は何人の方が見てくれているでしょうか?
それは記事の「いいね」数でだいたいの判断ができます。
いいね数が20以下の場合、残念ながらほとんど広告としての意味はありません。
大切な「お客様との繋がり」もほとんどない状態でしょう。
そんな時はもう一歩踏み込んだ手法を取り入れてみましょう。
それは、お客様のスマホに直接メッセージを届けることができるアプリの「プッシュ通知」です。
プッシュ通知はスマホの画面に直接表示されるため、多くの方に情報を届けることができますよね。
そのように自ら情報をダイレクトに発信して、
お客様に見てほしい自社のページに来ていただくというようにしていかなければ、
情報過多といわれる競争市場では勝ち残れません。
その意味で「プッシュ通知」は美容院の新しい武器になります。
是非検討してみてくださいね!
プッシュ通知の使い方一例はコチラをチェック!>